ねえ、「こいぬ座」って知ってる?
最近”形に無理がある”って話題らしいんだけど、どんな形なの?
たしかに「こいぬ座」は変な形だからな。
一緒に見てみようか。
ということで、今回は「こいぬ座には無理がある!?」というテーマでお話をしていこうと思います。
全天88星と言われるほど数の多い星座ですが、なかには“なんでそうなった?”と疑問に思う形のものも少なくありません。
中でも特に話題を読んでいるのが、「こいぬ座」。
かなり無理矢理感が強い形をしています^^;
なので、「こいぬ座の形」と「なんでそうなったのか」について見ていきましょう!
意外と面白い話があるので、ぜひ最後までご覧ください(^^)/
こいぬ座の形は”おかしい”
ん?もしかしてこの短い線みたいなやつ?
そうだ。
ほぼ直線だな。
まさかの直線。
上の画像には丁寧に子犬の絵が書かれていますが、ほぼ星の形とは関係ありません^^;
たった2つの星で構成されていて、他にも無限にこの形は見つけられそうです。
「こんなの見つけ方がわからない!」
「なんでこんな形なんだ!」
と文句を言えばキリがありませんが、実はちゃんとした理由もあるんです。
“あの星座”との深い関係がありました...。
なぜこの形になったのか
これは何の星座なんだい?
おおいぬ座だ。
こいぬ座の形には、こいつが関わってくるんだぜ。
おおいぬ座の星々を見ると、こいぬ座がより小さく見えてきます。
顔や手足、しっぽまでありますね。
実はこいぬ座は、このおおいぬ座と対比して作られた星座と言われています。
互いに天の川をはさんで向かいあった位置にあり、それぞれに大きく輝く星があるのです。
おおいぬ座には「シリウス」、こいぬ座には「α星プロキオン」。
もともとは、おおいぬ座しかありませんでしたが、より輝く星「α星プロキオン」がおおいぬ座に先立って昇ってくるため認識されていたそうです。
そのまま、プロキオンとゴメイサの2つの星を繋いで「こいぬ座」になりました。
形よりも星座を構成している星に意味があったんですね。
でも、もう少し犬っぽくしてほしかったというのが本音です...。
わかりにくくて仕方ありません^^;
おまけ:こいぬ座の神話
ちゃんとこいぬ座にも神話があるんだね。
もちろんだとも。
よかったら聞いてってくれよ。
すこし悲しいお話ですね。
飼い犬に手を噛まれるなんて程度の話ではありません。
それにしても、たまたま通りかかって裸を見てしまっただけで鹿に変えられてしまうなんて、昔の紙は何をしでかすかわかりません^^;
ということで、「こいぬ座」は負の連鎖から生まれたピタゴラスイッチみたいな星座でした。
ぜひ、あなたも友達に教えてみてくださいね(*^^*)
こちらもオススメ!
こいぬ座の子犬は、狩人アクタイオンの猟犬の一頭でした。
あるとき、狩人アクタイオンは道に迷います。
たまたま通りかかった泉で、女神アルテミスが水浴びをしている姿に出会ったアクタイオンは、女神の裸を見た罪で鹿の姿に変えられてしまいます。
すると彼が連れていた猟犬(こいぬ)が、獲物だと間違えて鹿になったアクタイオンに噛みつき、殺してしまいます。
そしてその猟犬の一頭が、天に上げられたといわれています。
引用元:http://ryutao.main.jp/mythology_34.html