【実体験】冬キャンプでポータブル電源暖房を使った結果|ファンヒーターは無理、電気毛布が正解

アンカー ポータブル電源 C1000 アップ 部屋内

「冬キャンプをポータブル電源で快適にしたい!」

そう考えている方は多いと思いますが、どの暖房器具を持っていくかはもう決めましたか?

結論:電気毛布が最適解!です。

暖房の種類によっては、すぐバッテリーが無くなって肝心の夜に温まれないなんてことも…

まさに、私も失敗した経験があるので、実体験を交えてご紹介していきます(^^)

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うさまる

あったかい冬キャンを目指すぞ!

武甲温泉キャンプ場での冬キャンプ環境

武甲温泉キャンプ場 フリー 冬季限定サイト 冬キャンプ

今回訪れたのは埼玉県秩父郡にある「武甲温泉キャンプ場」

秩父で高い知名度を誇る武甲温泉に併設されたキャンプ場で、長年親しまれています。

時期も12月中旬の冬真っ只中で、夜は気温が2度まで下がりました。

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寒すぎ!体が凍っちゃうね

ここでポータブル電源の出番というわけです。

冬キャンプ ポータブル電源 単体 画像 アンカー ソリックス1000

持ってきたのは「Anker Solix C1000」というモデル。

よくある10,000mAhのモバイルバッテリー約25〜30個分の容量が充電できます。

非常用としても優秀なので、ポータブル電源をまだ持っていない方はコレを買っておけば間違いありません(^^)

Anker Solix C1000

ファンヒーターは消費電力が大きすぎた

冬キャンプ 武甲温泉キャンプ場 ポータブル電源 ファンヒーター Amazon

さっそく持っていったファンヒーターを繋げてみました。

上の画像は、Amazonベーシックから出ている普通の小型タイプです。

想像以上にバッテリーが減った

ポータブル電源の容量を信じて、特に電池残量を気にせず1時間くらい「強モード」で使っていたところ…

気がつくと「残り42%」まで減っていました!

この時点で、まだ夕方の18時。

夜は一体どうするんだ、と頭を抱えました^^;

慌てて「弱モード」に切り替えましたが、それでも残り使用可能時間は「0.7時間」との表記が出ています。

やはり暖房器具の消費電力は馬鹿にならないんだな、と痛感した瞬間でした(T_T)

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0.7時間って…40分くらい!?
取り返しつかないね…

夜通し使うのは現実的じゃない

その結果、やはり夜はほぼ使えませんでした。

一番寒い夜中と朝に使うつもりで持ってきていたので、かなり後悔しています^^;

寝るときは寝袋にカイロを入れてしのぎましたが、朝は寒くて寝袋から出られなかったので、バッテリー仕様は計画的にしていきましょう。

電気毛布にしたら一気に快適になった

冬キャンプ ポータブル電源 電気毛布 展開図

「じゃあポータブル電源買っても意味ないの?」

そう不安になってしまいますが、答えはNoです。

電気毛布なら消費電力が少ないため、長時間使うことが出来ます。

去年「赤城ときわぎの森キャンプ場」へ行ったときに使用したのでご紹介します。

消費電力がかなり少ない

電気毛布はファンヒーターと比べると、約10〜20倍ほど消費電力が少なく済みます

Ankerのポータブル電源(SolixC1000)で考えると、ファンヒーターは使用可能時間が約1時間弱なのに対し、電気毛布なら約15時間くらいということになります。

これだけ長時間使えれば、バッテリー残量を気にしながら寒さに怯える必要は無さそうですね(^^)

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15時間使えるなら日中から安心だね

人を直接温めるのが正解

武甲温泉キャンプ場 冬キャンプ ソロテント オープン時 前側

ファンヒーターは、温風によってその場の空気を温めてくれる暖房器具です。

しかし、画像のようにテントをフルオープンにして設営するスタイルだと、すぐに温風が外に逃げてしまい、効果が半減します。

その点、電気毛布であれば触れている部分だけが暖かくなるので、人を直接効率的に温められます。

キャンプとの相性バツグンです。

就寝時の安心感が段違い

電気毛布は、使用時の安全面も圧倒的に優れています。

例えばガスや薪ストーブだと一酸化炭素中毒の恐れがあったり、セラミックヒーターでは発火のおそれがあったりと、リスクが伴います。

ここの違いによって、お手洗いなどで少しテントを離れるときや、眠るときの安心感が大きく変わるので、初心者の方にもおすすめできる暖房器具です。

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安全第一だよね
ぐっすり寝て全開で楽しむ!

電気毛布のデメリット

ただ、電気毛布も万能ではなくデメリットがあります。

それは、テント内の空気全体が温まるわけではないということです。

特に違いが出るのは、テントの入口を閉じて中で過ごす時。

ファンヒーターなら効率よく内側の空気を温められますが、電気毛布は座面や寝ている面以外は寒いままです。

私も実際に使用したときは、寝袋から出る瞬間は勇気が必要でした^^;

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敷毛布と掛毛布の二重使いしても良いかもね

それでも、燃費の良さを考えると、キャンプに採用すべきは電気毛布一択かなと思います。

ポータブル電源との相性が最も良い暖房器具なので、ぜひ検討してみてください!

自分のテントのサイズに合わせて
選んでみてください!

冬キャンで失敗しないための注意点

冬キャンプ 焚き火 武甲温泉キャンプ場 ピコグリル 斜め

最後に、これから冬キャンプへ行く方に知っておいてほしい「失敗しないための注意点」を2つだけご紹介します。

ポータブル電源の容量を過信しない

ポータブル電源 赤城ときわぎの森キャンプ場 アンカー 正面 ソリックスC1000

1つ目は「ポータブル電源の容量を過信しない」ことです。

この記事で何度も書きましたが、大容量バッテリーに油断して日中からガンガン使うと、肝心の夜と朝に使えなくなってしまいます。

冬は平気で気温が0度を下回る場所も多いので、万が一に備えて計画的に使用をしましょう。

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あらかじめ調べておこう♪

防寒着は惜しまずに持っていく

2つ目は「防寒着は惜しまずに持っていく」ことです。

「荷物がかさばるから必要ないかな?」と思っても、多少大げさに防寒着を持っていくことをオススメします。

想定よりも気温が低い場合、それに耐えながらキャンプをするのは本当に地獄です。

防寒着がたくさんあれば後からいくらでも調整できるので、余裕を持って準備しておきましょう。

特に初めていくキャンプ場や季節の場合は、より一層気をつけてください。

まとめ

武甲温泉キャンプ場 焚き火 夜 ソロテント 2つ ライトアップ 冬キャンプ

この記事が、これから冬キャンプでポータブル電源を使おうとしていた方のためになっていれば幸いです。

実際に使って私と同じ失敗をしてしまうと、せっかくの小旅行を楽しめなくなってしまうので、ぜひ気をつけてください。

ポータブル電源には「電気毛布」それだけ覚えておいてくださいね。

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ポータブル電源には電気毛布!

また、「冬キャンプって他に何を持っていけばいいの?」という疑問に答えた記事も書いています。

これから準備をする方には役立つかと思いますので、ぜひ合わせてご覧ください!

冬キャンプの準備をしよう

冬キャンプ 準備 リュック コット ひとまとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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