「冬キャンプやってみたいけど、寒さに耐えられるかな?」
そんな不安を抱えた冬キャン初心者のみなさん、こんにちは。
今回は冬キャンプを120%楽しんでもらうために、持っていったほうが良い必須ギアをご紹介します。
冬は対策していれば、虫もおらず温かい焚き火が楽しめる最高のシーズンなので、一緒に準備していきましょう!
冬キャンプ初心者がまず不安に感じやすいポイント

冬キャンプ初初心者の方が、よく不安を感じやすいのは以下の3点が多いです。
- 寒さに耐えられるか
- 夜ちゃんと眠れるか
- 何を持っていけばいいか分からない
特に寒さと夜眠れるかは、対策していないと全く楽しめず、ただ疲れてしまうので重要なポイントだと思います。
キャンプ場によっては、気温がマイナスになることもあるので注意が必要です。
そこで次の項目では、実際に冬のほったらかしキャンプ場でキャンプしてきた体験談をもとに、必須ギアを紹介します。

寒さ対策か…
温かいココアとかかな?
【体験談】冬キャンプで本当に持っていって良かった必須ギア14選

冬のほったらかしキャンプ場でキャンプしてきた体験談をもとに、本当に必要だったキャンプギアをご紹介します。
冬用寝袋(シュラフ)

1つ目は「冬用シュラフ(寝袋)」
個人的には冬キャンプの満足度を上げるために、一番重要なギアだと考えています。
夜寒いと眠れないですし、約8時間くらいの間凍えて過ごすことになって、本当に地獄です(T_T)
過酷すぎて「もうキャンプに行きたくない!」となってもおかしくないので、寝袋は出来れば妥協しないで選ぶことをオススメします。
実際に私はそんな極寒地獄を経験したことがキッカケで、今は「NANGA」というメーカーの「レベル8」(上記画像)を使用中です。
このシュラフは、一般的な女性がマイナス5度でも快適に8時間眠れるように設計されているため、寒がりなみなさんでも安心して使えます。
ただ、初心者の方がいきなり手を出すには価格が張るので、一緒にコスパ重視のおすすめ寝袋も載せておきます!
一生使えるキャンプの相棒
「NANGA LEVEL8」
コスパ最強初心者の味方
「HAWK GEAR」
コット・エアマット

2つ目は「コット」
コットとは簡易ベッドのようなもので、使うと体を地面から浮かせられます。
そうすることで、真冬の冷たい地面からの空気や温度を防ぐことができるため、ぜひとも持っておきたいキャンプギアです。

また、追加でエアマットも併用できれば、まるでベッドのような快適睡眠が可能。
1度に全て揃える必要はないですが、ストレスなく夜を過ごしたい方は試してみてください!
即完成の折りたたみ式
「TIMBER RIDGE」
手動ポンプ内蔵でコンパクト
「枕付きエアマット」
カイロ
3つ目は「カイロ」
キャンプに限らず日本の冬の必需品です。
寝るときには寝袋の中に入れたり、足の裏に貼ったりしておくと、暖かさが倍増するので、翌日に疲れを持ち越さずに済みます。
キャンプ場の売店で売っていることも多いですが少し高いので、買い出し時にスーパーで入手しておきましょう。

寝袋の中をホッカホカにしよう♪
使用人数に合わせたテント

4つ目は「使用人数に合わせたテント」
テント内が寒くなることを避けるためには、できるだけ人数に合わせた小さめのテントを選ぶことがオススメです。
スカスカだと全然テント内が温まらず、冷え込む夜や朝に凍えてしまいます。
出来れば「スカート付き」のものを選ぶと、中まで冷気が入ってきづらいので、買うときには注目してみてください。
「スカート付き」とは?
テントのスカートとは、テントの裾(地面に接する部分)に付いている布のことです。
この布があることで、地面とテントのすき間をふさぎ、冷たい風や外気が入りにくくなります。
ちなみに、私が使っているテント(上画像)には付いていません。
スカートがあると、夏は通気性が悪くなるため、冬キャンプメインの方にオススメです。
超コンパクトなソロテント
「MOBI CAMP」
チタンペグ

5つ目は「チタンペグ」
冬はとにかく地面が固く、ペグが刺さりづらいです。
また、打ち込むために何度もハンマーを振り下ろすと、かじかんだ手に衝撃が来て痛いので、刺さりやすいペグを使いましょう。
オススメは軽くて頑丈なチタンペグですが、思い変わりにとにかく頑丈なスチールのペグでもOKです。
軽くて頑丈な最適解
「TITAN MANIA」
キャンプチェア(椅子)

6つ目は「椅子」
地面が冷たい冬は、寝るとき以外のほとんどの時間をキャンプチェアに座って過ごすので、超重要なアイテムです。
基本的には画像のような折りたたみチェアで問題ありませんが、座面を暖かくしたい場合は、別途で毛布やカバーを持っていくのもオススメ。
また、背もたれが長いタイプもあるので、寄りかかってゆったり過ごしたい方は、そちらをチェックしてみてください。
折りたたみコンパクト
「DesertFox」
敷いても掛けてもOK
「Chill Camping」
暖色系のランタン

7つ目は「暖色系の明かり・ランタン」
同じLEDのランタンでも、オレンジっぽい光が点くほうが温かみを感じて寒さが和らぎます。(個人の感想です)
また、冬は暗くなるのが早いため、普段よりも長時間バッテリーの持つものを持っていくようにしましょう。
暖色系の癒やされる光
「吊り下げ式ランタン」
焚き火台・焚き火シート

8つ目は「焚き火台・シート」
冬キャンプの魅力といえば、焚き火で温まれること。
メインイベントを不自由なく楽しむためにも、忘れずに持っていきましょう。
おすすめは畳むと1枚の板状になるタイプの焚き火台です。
組み立ても簡単で、シートと合わせて平たく持ち歩けるので、収納に困りませんよ(^^)
A4サイズでコンパクト
「キャンピングムーン」
広々使える安心設計
「焚き火シート」
ガスコンロ

9つ目は「ガスコンロとガス」
焚き火で料理も良いですが、朝起きてすぐにお湯を沸かしたり、自在に火加減を調節できるガスコンロは意外と重宝します。
コンパクト重視ならイワタニのコンパクトコンロ(上画像)、火力と安定性重視なら「タフまる」がオススメです。
どちらもCB缶(よく売っている普通のガス缶)を使うので、コスパ面も安心となっています。
ソロキャンにおすすめ
「イワタニジュニアコンパクト」
安定した火力が魅力
「イワタニタフまる」
ちなみに、標高の高い場所や気温がマイナスに達する場合は、CD缶では火がつかないことがあります。
そういったときには、OD缶と呼ばれるアウトドア用のガスとコンロが必要です。
キャンプの漫画やドラマだと、こっちを使っているシーンもよく見かけると思います。
CD缶よりは価格が高く、1缶約600円くらいですが、確実に火が付く安心感はお金に買えられません。
行くキャンプ場や時期によって使い分けていきましょう。
OD缶対応のオールラウンダー
「コールマンマイクロストーブ」
寒さにも標高にも負けない
「コールマンOD缶」
防寒着

10つ目は「防寒着」
初めての冬キャンプであれば、惜しまずに色々持っていくことをオススメします。
荷物は多くなってしまいますが、日が落ちて気温が下がるにつれて「あれも持ってくればよかった」と後悔するのは嫌ですよね^^;
ですので、「ヒートテック」と「防寒アウター」は必ず持っていくようにしてください。
アウターはダウンやパーカーでも良いですし、スノボウェアとかでも良いと思います。
防水加工のものや、焚き火を想定して燃えにくそうな素材のものを選ぶとなお良いので、チェックしてみてください。

また、手袋やニット帽、ネックウォーマーなどもオススメです。
全身完全防寒の着ぐるみみたいになってしまいそうですが、寒さに負けない心構えとともに持っていきましょう!

寒さはニガテだから、しっかり準備していこ!
チタンマグ(コップ)

最後は「コップ」
温かいココアを飲むのに必ず必要となるアイテムですね。
チタンマグやホーローマグ、保温できる真空マグなど種類は豊富にありますが、個人的に冬キャンプのオススメはチタンマグです。
軽くて丈夫なだけでなく、温かい飲み物を入れたときに外側にも熱が伝わるため、手も温められる部分が気に入っています。
ただ冷めるのも早いので、ちょっとずつ飲みたいという方には「真空マグ」のほうが向いているかもしれません。
色んなメーカーがおしゃれなコップを出しているので、集めるのも楽しいですよ(^^)
おすすめの王道チタンマグ
「スノーピークマグカップ」
家でも使える最強保温真空マグ
「スタンレーマグカップ」
正直いらなかった・なくても困らなかったギア

実際に冬キャンプに行ってみて、「いらないと思ったギア・使わなかったギア」を2つご紹介します。
1つ目は「保冷バッグ」
キンキンに冷えたビールやお肉の保存用に持っていきましたが、気温が低すぎて必要ありませんでした。
心配しなくても、冬ならビールはキンキンの状態で飲めるのでご安心ください!
それでも、エコバック代わりに持っていくのは良いと思います。
2つ目は「寝る用の服」
元々テントの中用のパジャマを持っていったのですが、夜は寒すぎて服を脱げませんでした。
そのため、夜はそのままの服で寝て、翌日チェックアウト後に行った温泉に入ったあと、ようやく着替えました。
冬服はかなりかさばるので、荷物削減のためにも当日はスウェットやパーカーなどの着心地の良い服を着ていって、温泉後に着替えるスタイルがラクでした。

ふむふむ、リュックパンパンだから見直してみよ♪
冬のほったらかしキャンプ場で特に役立ったもの

個人的に、冬のほったらかしキャンプ場で役立ったと感じたギアは2つあります。
1つ目は「コット」です。
画像から分かるようにサイトの地面には石が敷き詰められています。
そのまま寝るとゴロゴロした感触が痛いため、コットで地面との接触を防げるのが良かったです。
また、地面からの冷気も防げて一石二鳥でした(^^)
2つ目は「チタンペグ」です。
地面がかなり固く、よくテントを買ったときに付いてくるペグだと、刺すのに大変労力を使います。
チタンやスチールなどの頑丈なタイプでも少し苦戦したので、必須で持っていくことをオススメします。
ちなみに、私が利用したのは「ハナレサイト3」という場所でした。
実際の広さや設営時の写真付きレビューも書いているので、よければ御覧ください(^o^)
冬キャンプ初心者向け|これだけ揃えば安心チェックリスト

最低限これだけ揃えておけば、冬キャンプ初心者でも安心して一泊できます。
- 冬用寝袋
- コット
- エアマット
- カイロ
- テント
- チタンペグ
- キャンプチェア
- 暖色ランタン
- 焚き火台
- 焚き火シート
- ガスコンロ
- ガス
- 防寒着
- コップ

これで準備万端だね!
さっそくキャンプに出発♪
まとめ|寒さ対策を万全にして冬キャンプを楽しもう

全部で14種類のギアを紹介しましたが、どれも現地で「持ってきてよかった」と思えるものばかりです。
これだけの備えがあれば、絶対安心な冬キャンプデビューができます。
また、それぞれ私が考える「これを選んでおけば問題なし!」なオススメのギアを載せさせていただきました。
ただ、価格を抑えて違うモデルを買ってもOKなので、比較しながらキャンプの準備を楽しんでください。

予算内でやりくりするのも、キャンプの楽しみだね
冬は静かで虫もいない、最高のキャンプシーズンです。
この時期を余すことなく楽しむための記事を他にも書いているので、ぜひあわせてチェックしてみてください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました(^^)
ほったらかしキャンプ場の
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今年こそは冬キャンプに挑戦するぞ!