2025年12月、今回は超人気キャンプ場の「ほったらかしキャンプ場」に挑戦。
隣接の「ほったらかし温泉」も最高だったので、施設や周辺のレビューしていきます!
行く予定のある方は、ぜひ参考にしてください!
ほったらかしキャンプ場「ハナレサイト」

今回予約が取れたのは「ハナレサイト3」、受付から奥に進んだ先にある区画です。
このあたりの区画は全部で4段の段々畑のようになっていて、下2段にはソロ限定の「ぼっちサイト」がありました。
ハナレサイトは全部で12区画。
その名の通り受付から少し離れているため、おそらく一番予約が取りやすいサイトだと思います。
ハナレサイトからの眺め

「ハナレサイト3」は地形の上から2段目にあるので、街の様子がよく見えます。
また、雲がなければ正面奥にたたずむ富士山も眺められます。
ススキが生い茂っているので、秋の風情を感じられたのも良かったです。
サイト内の設備と広さ

ハナレサイトの区画サイズは「およそ7m×9m」
上の画像は車を停める前の状態です。
奥の車は隣サイトのものなので、右の線から左の線までが使用できます。

今回はソロテントを3つ設営したため、車は手前(通路側)に停めました。
中央で焚き火ができるように「コの字型」に配置しましたが、思ったよりもゆったりスペースを使えました。
区画内であれば特にテント数の制限はないキャンプ場なので、ぷちグルキャンが楽しめます。
地面の材質と硬さ

地面は砂利が敷き詰められており全体的に平らですが、砂利の下の地面がかなり硬いため、ペグを刺すときには注意が必要です。
特によくテントに付属しているようなペグだと刺すのに結構な力が必要なので、チタンペグなど丈夫なものがあると設営がラクです。
また、石の地面なのでテント内にもマットを敷くことをオススメします。
そのまま膝を付くと、怪我しそうなくらい痛いので気をつけてください。
夜の雰囲気も良い感じ

こちらがハナレサイトから見えた夜景の写真です。
キラキラしている街をよく見ると、動く車やいろんな色の光が見えて、ずっと眺めてしまいます。
下のサイトで焚き火をしている方も多いため、そこも含めて綺麗な風景でした。
施設が豊富で便利さ◎

まるでテーマパークにでも来たのかと思うほど、色々な施設が揃っていて楽しめたのでご紹介していきます。
売店や炊事場などの便利な場所だけでなく、ここにしかない施設もあるのが魅力的でした。
ちなみにゴミ捨て場はありませんが、チェックアウト前に無料で回収してくれます。分別しておきましょう。
受付け

くねくねとした山道を登ると、開けた場所におしゃれな看板が見えてきます。
一時的に駐車できるスペースが有り、そこでチェックイン。
受付では薪の購入や展望台での写真撮影も出来るので、ぜひサイトに移動する前に見回ってみてください。

薪は針葉樹が900円、広葉樹が1,000円とちょうどよい価格帯。
今回は暗くなってから焚き火をする予定だったため、それぞれ1束ずつ購入しました。
受付は朝8:30から夕方18時まで開いているので、早めに必要なものがないか確認しておきましょう。
売店

受付の隣には売店も併設。
ここではライターやカップ麺などの消耗品や、ほったらかしキャンプ場のオリジナルグッズも販売されています。
せっかくなので何か欲しいと思い、ライターとステッカーを購入しました。
ステッカーはデザインが豊富で選ぶのが楽しかったです。ギアのボックスに貼ろうと思います。

ちなみに、24時間やっている自動販売機もありました。

ラインナップはアイスやカップ麺、お酒類が置いてありました。
何か買い忘れがあっても安心ですね。
トイレ

トイレはかなりきれいで、予備のトイレットペーパーも置いてあります。
何箇所かに点在してますが、写真は「BAR山鳥」のすぐそばのトイレです。
途中で「ハナレサイト」の直ぐ側にもトイレがあることに気が付いたのですが、そちらも同じくらいきれいでした。

もちろん男女別で、夜も明かりがついています。
扉を閉めると少し狭いですが、きれいで快適でした。
炊事場

炊事場は広く、ゆったりと使えます。
ちなみに温水は出ません。
水道から出ている水は「天然水」のため、そのまま飲めるそうです。
買い出しのときに水をたくさん買っていく必要がないので、これはありがたい。
夜間も明かりがついているので安心でした。
灰捨て場

灰捨て場もバッチリ用意されており、ドラム缶の中に捨てられるようになっていました。
写真の左側に水の張ったバケツが写っていますが、寒くて凍っていました^^;
12月に行く際には、防寒対策をお忘れなく!
カフェ山歩

小道の階段を登っていくと、そこには「カフェ山歩」があります。
高台にあるため、おそらくここがほったらかしキャンプ場内で最も見晴らしの良い場所です。
メニューも豊富で、「コーヒービール」と「ハニーミルク」を注文しました。

コーヒービールは、ビールにコーヒー豆を漬け込んで作っているそうです。
ビールの喉越しのあとに、ほんのりコーヒーの香りが残って、おしゃれな一杯でした。
ハニーミルクも、体の内側から温まって12月の気温にピッタリでした。

写真が取れる展望デッキや、絶景を眺めながらくつろげるカウンター席も用意されており、超おすすめのエリアです。
ほったらかしキャンプ場に訪れたら、絶対に行ってみてください。
営業時間は11時〜18時、薄暗くなってから行くと夜景も見れて綺麗でした。
BAR山鳥

受付からハナレサイトまでの道にたたずむ雰囲気のある建物。
ここは「BAR山鳥」、いろいろなお酒や料理を景色とともに楽しめます。
ゆるキャンに出てきた「ラム酒ココア」や「猟師の手作り猪汁」が名物としてメニューにのっていたので両方注文。

ラム酒ココアは甘くて体が温まりましたが、少しお酒の風味は強いので、アルコールが苦手な方は注意してください。
猪汁は、ベースが豚汁のような味で猪肉が入っていました。栄養満点でとっても美味しかったです!
寒かったのでお店の中で食べましたが、外には夜景の見える席もあります。テイクアウトが出来るので、キャンプサイトで楽しむのもOKです。
今回活躍したキャンプギア

12月の標高の高いキャンプ場での課題は、なんといっても「寒さ」です。
「キャンプでも冬でも快適に過ごしたい!」というのが私のモットーなので、今回活躍したギアを2つご紹介しておきます。
結構寒い!寝袋は重要
1つ目は寝袋。
寒くて寝付けず、朝起きたら体が疲れてる状態は絶対に嫌なので、ここは妥協しないことにしています。
私が使っているのは「NANGA」のレベル8というタイプで、気温マイナス5度でも快適に使えるようになっています。
冬キャンプが好きなので、睡眠の質とキャンプの楽しさをグレードアップしたい方は、ぜひ使ってみてください。
地面が硬い!マットがおすすめ
2つ目はコット。
地面から伝わってくる冷たさを防ぐためのアイテムです。
ハンモックのような寝心地なので、硬い地面、石の多い地面など、キャンプ場を選ばずに快適に寝ることが出来ます。
寝袋と合わせれば、まるでベッドで寝ているかのような心地よさなので、持っていない方は試してみてください!
総まとめ

初のほったらかしキャンプ場、ずっと行きたいと思っていたのでハードル上がっていましたが、トップレベルで良いと感じたキャンプ場でした。
星5つを文句無しで付けられるクオリティだったので、行くか迷っている方はぜひ行ってみてください!
ただ予約が取りづらいところが、玉にキズですね^^;

また、帰りには隣接の「ほったらかし温泉」に行くのも忘れずに。
ゆるキャンでも登場した有名な温泉で、富士山を一望できる露天風呂で心と体を癒せます。
お風呂上がりには名物「温玉揚げ」を食べれば、最高の旅の締めくくりとなります。

ここまで含めて「ほったらかしキャンプ場」。
最後まで楽しみ尽くして帰ってきましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

